オリコ(オリエントコーポレーション)の過払い金請求の対応【返還率と期間の目安】最新情報

オリコ(オリエントコーポレーション)の過払い金請求の最新情報

オリコ(オリエントコーポレーション)の過払い金請求の特徴

・経営は比較的安定
満額近い回収が可能(ただし、個人での過払い金請求にはきびしい対応)
・過払い金が戻ってくるまでに時間がかかる
・1993年(平成5年)以前の取引履歴がなく、一部が入金記録だけの履歴が開示される

オリコに過払い金が発生している可能性がある人

オリエントコーポレーション(以下オリコ)は過去に29.2%の貸付け、つまり、過払い金が発生するグレーゾーン金利での貸付けをおこなっていました。2007年(平成19年)前後から一斉に法定内金利の契約に切り替えているため、過払い金の対象となる取引は、2007年(平成19年)以前から取引をしていた方が対象となります。

また、オリコカードの過払い金請求の対象はキャッシングの利用のみとなります。オリコのクレジットカードを買い物で利用していた場合、過払い金は発生しません

オリコのカードの主なものは、以下のとおりです。
1.オリコカード(MASTER、VISA、JCB)
2.ローン専用カード
・アメニティカード
・クレストカード
3.提携カード
・オートウェーブカード
・オートバックスカード
・コジマカード

オリコの直近の経営状況と今後の過払い金請求の見通し

みずほ銀行や伊藤忠商事が大株主になっている大手信販会社のオリエントコーポレーション。利用している人も多い老舗のカード会社です。経営は安定しているので資金面での懸念は少なく、過払い金の支払い能力は充分ある貸金業者です。

オリコに過払い金請求「かかる期間」と「いくら戻ってくるか」の目安

オリコの場合、司法書士に依頼すれば裁判をおこなわなくても満額に近い過払い金を取り戻せる可能性が高いですが、返還されるまでの期間が長いのが難点です。クレジットカード会社の多くは裁判なしの交渉のほうが早く解決するのが通常ですが、オリコに限っては逆に裁判をして交渉したほうが過払い金請求の期間が早まる場合もあります。

話し合いによる交渉(任意交渉)の場合

・返還率:90%~
・期間:8ヶ月~

裁判をした場合

・返還率:100%~
・期間:12ヶ月~

オリコの過払い金請求の流れとオリコの対応

オリコ(オリエントコーポレーション)に過払い金を請求する流れ

杉山事務所にご依頼いただいた場合、すべての手続きを司法書士が代理でおこないますので、ご本人様は何もする必要はありません

【1】オリコ(オリエントコーポレーション)から取引履歴を取り寄せる

司法書士や弁護士に依頼する前に個人で取引履歴を取り寄せることも可能です。直接オリコに電話し、契約当初からすべての「取引履歴」が欲しいと言えば、2~3週間ほどで開示してくれます。2015年以降、最近の傾向では司法書士が取引履歴の開示請求をしても明らかな時間稼ぎをしてくる傾向も見られます。

また、オリコの過払い金請求の特徴として、取引履歴の開示が不完全な場合があります。1993年~1994年(平成5~6年)以前の取引については、入金履歴しか保管していないと主張し、貸付けの履歴は開示せずに、入金の履歴のみ開示してきたりします。

【2】過払い金の計算(引き直し計算)をする

オリコから送られてきた取引履歴をもとに、過払い金の計算(引き直し計算)をします。オリコの取引履歴は、過払い金の計算に必要ない「ショッピング(SPと表示)」が混在した履歴が送られてきます。そのため「キャッシング(CSと表示)」部分と「ショッピング」部分を分類して計算し直す必要があり、引き直し計算がむずかしいのが特徴です。個人で計算する場合は計算ミスが発生しやすいのでご注意ください。

【3】オリコ(オリエントコーポレーション)へ過払い金請求書を送る

引き直し計算をし、発生している過払い金の額がわかったらオリコに過払い金請求書を送ります。個人で過払い金請求をおこなう場合、過払い金請求書には決まった書式はありません。送った内容とオリコ側が受け取ったという証拠を残すため、内容証明郵便で配達証明をつけて送ると安心です。

【4】電話等で話し合いによる交渉(和解交渉)

過払い金請求書を送っただけでは過払い金は戻ってきません。オリコの担当者と電話で交渉します。オリコの対応としては、金額面に関しては満額近くの提示がありますが、任意交渉だけではどうしても入金日までの期間について早めることはできません。返還までに期間がかかる理由として、オリコ側の説明によると、予算の都合でどうしても入金日が遅くなってしまう傾向にあるようです。手続き期間を早めるためには裁判をおこしたほうが早いケースもあります。

・この段階で和解が成立した場合→【7】過払い金の返還
・オリコ(オリエントコーポレーション)の和解案に納得しない場合→【5】過払い金返還請求訴訟の提起(裁判)

【5】過払い金返還請求訴訟の提起(裁判)

オリコは取引履歴を開示する段階で時間稼ぎをしてきたり、入金日までの期間を先延ばしにする傾向があります。そのため裁判を起こすことによって手続き期間を早めることができる場合もあります。

法律上の争点があった場合、裁判が長引くこともある
取引途中で一度完済してからまた借りている期間があると、「取引の分断」が争点となり過払い金請求の金額が変動します。しかし、クレジットカードのキャッシング契約の場合、多くは基本契約が同一なので、オリコ側の主張する「取引の分断」ではなく、こちら側の「一連計算」が認められることがほとんどです。

【6】過払い金額の和解交渉

裁判をおこしたあとも判決を待たずに裁判外で和解交渉を進めるのが一般的です。判決で勝訴するか、裁判外で和解が成立すれば過払い金が返還されます。

【7】過払いの返還

オリコは交渉次第で満額または満額近い金額で和解に応じてくれますが、和解成立まで時間がかかる上、和解成立から入金までも遅いのが特徴です。和解成立から平均して5~7か月程度かかります。

オリコ(オリエントコーポレーション)に過払い金請求する場合の注意点

オリエントコーポレーションのすべてのカードを完済していないと、事故情報がつく

例えばオリコのカードが完済していても、アメニティカードやクレストカードに借入れが残っている場合、完済にはならず債務整理の扱いになります。過払い金よりも残債のほうが多かった場合、信用情報に事故情報がのる(ブラックリストにのる)恐れがあるのでご注意ください。クレジットカードごとの過払い金請求はできないので、オリエントコーポレーション全体(提携カード含む)で借入れが残っていないかどうか確認しましょう。

オリコカードでショッピングの支払いが残っている場合は注意

オリコカードでのキャッシング分が完済していたとしても、ショッピングの支払いが残っていないかどうか確認しましょう。もしショッピングの支払いが残っていた場合、過払い金で相殺されます。過払い金の額よりもショッピングの支払い残高のほうが多かった場合、信用情報に事故情報がのる(ブラックリストにのる)恐れがあるので注意が必要です。

また、クレジットカードのショッピングの利用に関しては過払い金が発生することはありません。過払い金が発生するのはキャッシングを利用していた場合のみになります。

オリコが保証会社になっているみずほ銀行からの借入れについて注意

みずほ銀行のカードローンを利用している場合、ほとんどオリコが保証会社になっています。みずほ銀行のカードローンを契約中で、オリコに過払い金請求をしようとした場合、相殺を主張してくるケースがあります。オリコが完済していても完済扱いにならず、その後の信用情報に影響が出る恐れもありますので注意が必要です。

保証会社とは

銀行はお金を貸すことはしても債権を回収すること(相手からお金を取り立てること)を自分ではしません。別の会社を保証人に立て、借りた人がお金を払わなければ保証会社が代わりに払うことになります。お金を借りた人は保証会社に保証してもらう代わりに一定のお金(保証料)を支払うことになっています。

取引履歴の開示が不完全な場合がある

オリコの過払い金請求では、レイクやニコスの場合にも見られますが、取引履歴が不完全な場合があります。この場合は開示されていない取引の内容を推定して計算する方法があります。また、もうひとつの方法として、開示があった部分の冒頭の部分で、貸付金額を無視してゼロとして計算する方法もあります。どちらかの方法を選択して請求していくことになります。

オリコに過払い金請求する場合、時効に注意

オリコに過払い金請求をするには、期限があります。過払い金請求には、最終取引日(完済した日)から10年という時効があります。昔オリコカードでキャッシングをしていた記憶がある方は、いつ完済しているか確かめましょう。時効が迫っている場合、1日1日と進んでいく過払い金請求の時効をストップさせる方法があります。お心当たりのある方は、過払い金があるかどうか無料でお調べしますので杉山事務所にご相談ください。

オリコ(オリエントコーポレーション)に過払い金請求する際のメリット・デメリット

オリコに完済した人が過払い金請求するメリット・デメリット

メリット

・オリコからお金(払い過ぎた利息)が戻ってきます!
・オリコ以外に返済中の借金がある場合、そちらの借金返済に充てることができます(その場合はブラックリストにはのりません)。
・新たな借入れを考えていた人は借入れの必要がなくなるかもしれません。

デメリット

・オリコのカード(オリエントコーポレーションが発行するすべてのカード)は利用停止になり、今後オリコのカードの審査には通らなくなる可能性があります。

ただし、オリコ以外の貸金業者から借入れをすることや住宅ローンなどのローンを組むこと、クレジットカードをつくることは可能ですので、心配するほどの問題ではありません。詳しくは過払い金請求のメリット・デメリットのページを合わせてお読みください。

オリコに返済中の人が過払い金請求するメリット・デメリット

メリット

・オリコに返済中の借金が減ります!
・残りの借金額より戻ってくる過払い金の額のほうが多ければ、借金はなくなり、余ったお金は手元に戻ってきます。

デメリット

・残りの借金額よりも戻ってくる過払い金の額のほうが少なかった場合、借金はなくならないのでブラックリストにのります。

返済中の過払い金請求で完済にならず、ブラックリストにのると、一定期間新たな借入れをすることやローンを組むこと、クレジットカードを持つことができなくなります。

オリコに自分で過払い金請求する人のメリット・デメリット

メリット

・司法書士・弁護士費用がかかりません。

デメリット

・面倒な手続きを全て自分でやらなければならないので時間と手間がかかります。
・過払い金の返還額が減ってしまったり、必要以上に入金を引き延ばされる可能性があります。
・オリコと直接やり取りをしなければならないので同居家族に過払い金請求の手続きがバレる可能性があります。
・オリコに返済中の場合、オリコからの督促は止まりません。

司法書士・弁護士に依頼してオリコに過払い金請求する人のメリット・デメリット

メリット

・面倒な手続きをすべて専門家に任せることができます。
・過払い金請求の経験実績に長けた専門家に依頼すれば多くの返還額が望めます。
・周囲には内緒で過払い金請求の手続きができます。
・オリコに返済中の場合、オリコからの督促は一旦ストップします。

デメリット

・司法書士や弁護士に払う報酬が発生します。
・悪徳な司法書士や弁護士につかまってしまった場合、損をする可能性があるので注意が必要です。

オリコとは・オリコの会社概要

株式会社オリエントコーポレーション(以下「オリコ」)は、昭和26年にオリエントファイナンスとして設立し、日本のオートローン(自動車購入ローン)においては業界トップを誇る信販会社として有名です。オリコは株式会社みずほ銀行と伊藤忠商事株式会社が大株主になっている大手信販会社であり、東証一部上場企業です。

過払い金請求による経営悪化から2007年に東証一部から二部に指定替えしましたが、みずほ銀行の支援で経営状況は改善し、2011年には東証一部に復帰しました。2014年3月期の決算では、オリコが支払った過払い金返還額は167億円(前年比▲55億円)と毎年着実に減少しており、当期純利益は226億円(前年比+196億円)と、過払い金返還による経営圧迫からは脱却しつつある状況です。

信販業界大手4社にも数えられており、経営は安定していることから、今後も急な倒産というリスクは少ないでしょう。ただし、過払い金の返還日が遅いといったマイナス要素もあるため、オリコに過払い金の心当たりがある方は早めの手続きをおすすめします。

商号 株式会社オリエントコーポレーション
URL http://www.orico.co.jp/company/index.html
本社所在地 〒102-8503 東京都千代田区麹町5丁目2番地1
資本金 1,500億円(2016年3月31日現在)
主な事業 個品割賦事業、カード・融資事業、銀行保証事業

無料相談は、お電話やメールをご利用ください。

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